四川料理には「物无定位,适口者尊」という言い方があります。
つまり、料理には絶対的な型や固定概念はなく、美味しければこそ価値があるという考え方です。
しかし残念ながら、料理の本質を深く理解しないまま、少し食べた経験だけで「この店は本格的だ」「ここは本格ではない」と軽々しく判断してしまう人も少なくありません。
私は、それが飲食業界の健全な発展にとって決して良いことだとは思いません。
本来の料理は 柔軟性・多様性・創造性 を尊ぶものであり、美味しさこそが評価の基準であるべき だと考えています。
そしてこの考え方は、和食にも通じるものがあるのではないでしょうか。